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超過酷!西日本最高峰石鎚山石鎚神社頂上社のガラスコーティングストーリー

超過酷!西日本最高峰石鎚山石鎚神社頂上社のガラスコーティングストーリー

2026/01/08

らくな現場はひとつとしてない!

これまで10年を超えるキャリアの中で簡単な案件はたった一つもありませんでした。

 天気に左右されたり

 湿度にいたずらされたり

 時間に制限があったり

 細かい精度が求められたり

等々、その困難さは案件毎に異なります。

中でも2023年に施工させていただいた「石鎚神社」様は群を抜いて文字通り“超過酷”な案件であったことは間違いないといえる。

 

石鎚神社の紹介

石鎚神社(いしづちじんじゃ)は、愛媛県にある日本有数の山岳信仰の神社です。御神体は西日本最高峰の石鎚山(標高1,982m)そのもので、「山=神」という非常に原始的で力強い信仰が今も続いています。

 主祭神

   石鎚毘古命(いしづちひこのみこと)

    ご利益は厄除け・開運・無病息災・精神鍛錬など。

   特に「試練を乗り越える力」を授ける神として信仰

   されています。

  石鎚神社は4社で構成

   本社(西条市):里宮。誰でも参拝しやすい

   口之宮:登山前の祈りの場

   中宮(成就社・土小屋遥拝殿):山中の信仰拠点

   頂上社:石鎚山の山頂に鎮座する最奥の社

     頂上社が最も神聖で、最も過酷です。

 

頂上社参拝はなぜ過酷なのか

結論から言うと、「参拝」というより「修行登山」だからです。

 ① 標高と距離が過酷

   標高:約1,982m(成就社から往復で約6〜7時間)

    ずっと急登が続き、平坦な道はほぼなし

    体力を削られ続けます。

 ② 最大の難関「鎖場」

   頂上直下には有名な三の鎖などの鎖場があります。

   ほぼ垂直の岩壁

   鎖を頼りに腕力で登る

   高所恐怖症の人は強烈な恐怖

   雨や霧の日は命の危険もあり、引き返す人も多数。

   迂回路はありますが、それでも急斜面です。

 ③ 天候が急変する

   晴れていても突然ガス(霧)に包まれる

   強風・低温・雷のリスク

   夏でも体感温度は低い

   「天候=試練」と言われる理由です。

 ④ 精神的にもきつい

   山中は静寂そのもの

   逃げ場がない感覚

  「本当に登り切れるのか」という不安

   それでも登り続けることで、自分と向き合う時間が

  強制的に与えられます。

 

それでも頂上社に参拝する意味

頂上社は非常に小さく、豪華さはありませんが、命がけで登った者だけがたどり着ける達成感と静寂、山・空・海が一体になる景色は何事にも代えがたいものです。

 

そんな他では経験できないような神聖なる場所で施工の機会をいただけた私たちには以下のミッションが与えられました。

 ①既存塗膜(他社ガラスコーティング)の除去

 ②除カビ

 ③下地ウレタン塗装

 ④ガラスコーティング塗布

弊社にご相談いただいた経緯は機会があれば詳しく別ブログで記載しますが、簡単に言えば既存塗膜を施工した会社のコーティングが数か月で白濁(おそらく硬化不良)し塗膜内でカビが発生。施工会社が逃げてしまい神社様がお困りになられていたとところでお世話になっているカビバスターズ様の下処理(除カビ剤が浸透するように)と、除カビ後の木材保護として弊社に白羽の矢が立ったという感じです。

 

約1年の試験を経て採用へ

当然のようにご相談をいただいたから「即採用」なんていうことはなくガラスコーティングに対する疑念を持ったクライアントなので現地にガラスコーティングを半分塗布した2×4木材を試験的に設置させていただいた。その時に実際現地まで伺い、その過酷さに直面した。駐車場(土小屋)から石鎚神社頂上社まで歩いて3時間。。。その甲斐あって結果も良好で無事にご採用いただくこととなりました。

 

物資はヘリコプターで、人は足で!あとは天気との勝負!

物資の移動

試験施工はリュックに道具、材料を入れて日帰りで問題ないが、本施工となるとそういうわけにはいかない。材料、施工道具(モップやサンダーなど)、泊まり込みのため数日分の着替え、おやつ、飲み物等々、とてもじゃないけど3時間背負って歩ける量ではない!ので物資はヘリコプターで事前に運んでいただけることに。それには感謝しかありません。人(作業者)は歩きですが、それは当たり前の話です。

天気と相談

以前丸亀で仕事をしていた時は、「石鎚山があるから香川は雨が少ない」なんて話を現場でよく聞き、実際天気予報は雨でも降らないということが多々あった。しかし今回は逆。“麓は晴れでも、頂上は雨”なんてことはザラで、その逆もまた然り。2000m級の山頂の冬は氷の鎧を纏うほど寒く一般的な開山は5月、神社開き(大祭)が7月なので5月末から6月末までが施工の勝負。ただ、その期間はちょうど梅雨時期と重なるため勝負は5月末から6月頭、最低でもそれまでには下地塗装までは完了させなければなりませんでした。(除カビで入梅すると雨がしみこみカビの再発リスクがある)幸い天候にも恵まれ、予定通りの工期(大祭までにウレタン、その後にガラスコーティング塗布)で完了することができました。

 

昨年で2年が経過し、毎年大祭前までに現地確認しています。まったく無傷というわけにはいきませんが少しの手直しでお社自体の経年劣化が進行することもなく良い状態で保存できていることに安心しています。

 

施工期間中の生活

 ①毎日朝夕の神事

   朝拝神事後はご神体に直接触れられる超貴重な経験が

  できる

   毎日朝夕に声を出して大祓いの詞を読むことで心身

  スッキリ

 ②頂上山荘での宿泊(一般登山者と一緒に宿泊)

   超親切なスタッフの方々が出迎えてくださり、料理長

  が超おいしい食事をいただくことができます。

 ③360度見渡す限り絶景パノラマビュー&日の出日の入り

 ④夜空に広がる無数の星と天の川

まだまだ魅力はたくさんありますが、登山のお客様が多いため土日は仕事も宿泊(工事作業者のみ)もお休みということで下山。おかげさまで1シーズンでMAX5往復することになりましたが、今となっては良い思い出です。

 

弊社が施工させていただいた頂上社はもちろんのこと、道中の自然、頂上の景色、山荘の方々、他では体験できない朝拝などなど魅力たっぷりの石鎚神社頂上社へ登拝してみてはいかがでしょうか?

 

Special Thanx

カビバスターズ本部様

https://kabi-mist.com/

 

カビバスターズ岡山様

https://kabibusters-okayama.jp/